2014年12月31日

2014年 山行一覧


1月
1月19日~20日 奈良・八経ヶ岳(山本)
1月25日 兵庫・芦屋川から六甲山(山本)

2月
2月22日 滋賀・イン谷口から武奈ヶ岳(山本、竹嶋)

3月
3月16日 丹沢・宮ケ瀬から丹沢山(中野)
3月29日 滋賀・北小松から釈迦岳(山本、竹嶋)

4月
4月12日 兵庫・芦屋川から六甲山(山本)
4月13日 奥多摩・笹尾根(中野)

5月
2014年5月1日~5日 栂池高原から栂海新道を親不知まで(敗退)(中野、山本)
5月3日~5日 古里から初狩(トレラン)(原)

雑談
心肺機能トレーニングの成果
イボルブ ガビン(アプローチシューズ)
装備の軽量化
ハードシェルジャケット雑感
パタゴニア メリノ3

海外
2010.01/10-29 南米・アコンカグア
2006.07/20-21 ヨーロッパ・モンブラン

過去の活動
2011年 山行一覧
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2014年05月11日

2014年5月1日~5日 栂池高原から栂海新道を親不知まで(敗退)



このゴールデンウィークに、N野さんと三回目の計画に挑戦しました。
結果は残念ながら敗退。またも日本海へ達せず、坂田峠でギブアップです。
天候や体調などの他にも課題の残る山行となりました。

期間:2014年5月1日~5日
メンバー:N野リーダー、やんもと






◆DAY1(晴れのち雨):栂池高原から天狗原

初日は、N野さんが神奈川から特急で、私は夜行バスで大阪から白馬駅に集合。お互い眠い目をこすりながら、小雨の中、バスとロープウェイで栂池高原まで。14:00ごろ歩き出し、2時間ほどで白馬乗鞍岳(2,469m)取り付きの天狗原へ達すものの、雨。今日はここで打ち止めとなる。

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5/1 16:05 天狗原で打ち止め。ドコモつながります。


◆DAY2(快晴):天狗原から雪倉避難小屋

前夜の宴会の影響か、6:30と遅いスタート。酒臭い息で白馬乗鞍の登りにとりかかる。
白馬大池はバイバスし、小蓮華山(2,769m)に12:00。山行序盤の重荷と気温の高さにペースも上がらず、鉢ヶ岳の急登に意気消沈し、雪倉避難小屋で行動終了。三国境から先にはトレースもなく、おそらく我々が、このゴールデンウィークでは先行となる。

・白馬乗鞍から船越の頭は踏抜き多発地点
・白馬乗鞍ピークはドコモつながります
・小蓮華尾根はドコモも繋がったりつながらなかったり
・三国境から雪倉側の斜面は結構急
・鉢ヶ岳のトラバースは、デブリが横切っており、上に大きな雪庇があった
・雪倉避難小屋は水場はない。雪は汚いがある。携帯はNG。ラジオは金沢の第一が入感

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5/2 06:34 白馬乗鞍岳を登る

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5/2 07:30 白馬乗鞍岳ピークで一本 ドコモOK

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5/2 11:08 船越の頭付近 親不知までの縦走路を望む ドコモOK

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5/2 11:54 小蓮華山 ドコモNG

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5/2 11:55 小蓮華山 ドコモNG

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5/2 16:27 雪倉避難小屋 ドコモは小屋外もNG、ラジオも夜に第一だけ

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5/2 17:55 雪倉避難小屋で この日は貸切状態でしたのでテントを張れました


◆DAY3(晴れのちみぞれ混じりの雨):雪倉避難小屋から長栂山付近

5:20出発。天気は晴れ・無風。雪倉岳上部の雪渓もアイゼンがよく効く気持ちのいい登高。上部は風が強いが、首尾よく登りを終え、6:20に雪倉岳(2,611m)ピーク。そのまま雪原を下降し、赤男山(2,194m)とのコルで一本。ここで今回はじめて登山者と会う。彼らは親不知から縦走してきた若者二人組みで、なんと上は薄手の長袖、下はタイツ一枚という出で立ち。歳の差を感じつつ、タバコをふかす。
快晴に気が緩んだのか、赤男山(2,194m)のトラバースでルートをミス。約1時間のロスを抱えたまま、朝日岳(2,418m)の雪稜登高。昼前に差し掛かった雪壁は雪も緩く、腐った雪や踏抜きに手こずってるうちにガスに巻かれ、強風下のみぞれ混じりの雨となった。
朝日岳(2,418m)ピークに着いた頃にはホワイトアウトとなり、台形状の頂上からは下降路がわからない。慎重に地形を確認しながら、なんとか下降路を見つけた頃には寒気も入り、典型的なゴールデンウィーク寒波の中、ビバーク適地を見つけ、長栂山手前で打ち止めとした。濡れと寒さに震えながら眠れない夜を過ごす二人であった。

・雪倉岳上部はアイゼン・ピッケルな斜面
・雪倉岳から赤男山へは、尾根通しだと懸垂必要。がれ場を東側へ巻く場所ではクレバス注意。尾根に戻るところは雪崩注意。
・千丈の吹上から先、八兵衛平はビバーク適地
・携帯はほとんどダメ

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5/3 05:21 雪倉避難小屋を出発 快晴

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5/3 06:25 雪倉岳ピーク ドコモNG

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5/3 06:22 雪倉岳ピーク ドコモNG

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5/3 13:22 朝日岳ピーク ドコモNG みぞれ混じりの雨 低温 ホワイトアウトして下降路を探す


◆DAY4(快晴):長栂山付近から下駒ケ岳


足が痛い。

この日は日本海までの長い下りの始まり。200m程度の登り返しを幾つか越えながら、標高差660m程を下降する。
そんな日の序盤から足に違和感を覚えつつ、不安のスタート。昨夜の寒気のためだろう、ほぼ眠れなかった寝不足の体と、あいかわらずびしょ濡れの靴によく効くアイゼンが、下りの衝撃をふやけた足裏に伝えてくる。自分も年をとったと思う。正直、はじめの一時間で嫌気が差してきた。
そうこうしてるうちに、なだらかな斜面からキックステップの斜面と変わり、本格的に足が痛くなってきた。どうやら足裏の靴ずれのようだ。おまけに浮腫みも出ている感じで全体的な圧迫感も苦痛だ。足首や小指にも違和感があるぞ。しかし、この日になんとか距離を稼がなくては、予定通りの下山日はおろか、連休中の帰宅も怪しくなってしまう。ここまで僕の八つ当たり気味の悪態に気を悪くしてるだろうN野さんに、荷物を少し持ってもらうお願いをするほど追い込まれてしまった。N野さん、ごめんなさい。本当にテンパってました。もはや立ち上がることもイヤだったんです。
コースタイムの二倍以上の時間をかけ、どうにか白鳥山手前の下駒ケ岳に登りついた時にはすでに17時をまわり、本日はここで打ち止め。翌日、7時間ほどのコースタイムと日本海までの1,200mの下降を残すことになり、ものすごい不安感の中、僕の登山史上始めてであろうノーアルコールの夜を過ごした。

・長栂山付近でドコモOK
・黒岩山でドコモOK
・栂海新道はアイゼンはいたりはかなかったり。さわがに山付近はいらないが、栂海山荘付近はいる。
・サワガニ山はドコモOK

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5/4 04:53 長栂山手前でビバーク後 靴が乾かなくて憂鬱 ドコモNG

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5/4 05:02 出発

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5/4 09:13 さわがに山 ドコモOK 前後は雪なし



◆DAY5:下駒ケ岳から坂田峠(雨)

淡い期待を裏切る足の痛み。今日も辛い一日になるのかと暗澹とした気持ちと、ひょっとして自分たちだけで登山を終了することができないのでは、といった不安を抱えながら、05:30前に痛み止めを2つ噛み砕きスタート。いきなりの急下降に痛み止めも効果なく、気持ちも足もめげる。
改めて考えることではないが、N野さんにとっても三度目の正直で臨んだ今回の縦走。どうにかして日本海までたどり着きたい。いろいろな思いが頭をよぎる。そんなボンヤリとした頭に衝撃が走った。急下降中のキックステップで鈍痛。あれ、変だぞ、なんか右足の感覚がない。

あー、もういいや。どうにでもなれ。
とにかく、自分たちだけで山行を終える。この一本に目標を絞った。もう座ると立ち上がることもシンドい。ちょこちょこと立ち止まりなるべく足から荷重を抜いてやる代わりに座って休まない。とにかく人里まで歩き切ろう。N野さんに「坂田峠でタクシー呼びます。ゴメン」。敗退を決意しました。

変わらず続く急下降に、もう恥も外聞もなく「イヤだー、痛いー、この野郎、バカ!」とかブツブツいいながら、坂田峠の駐車場が見えた時も大した喜びもなく、ただただ下りの憎々しさに腹を立て、悪態をつきながら坂田峠へ10:30。こうして我々の三度目の正直は終わりました。

坂田峠でN野さんへ声をかけてもらったことも上の空で、「N野さんゴメン」とか「ダメだったなあ」とか「会社行かれるかなあ」とか、そんなことを考えながら、タクシー呼んで街で刺し身を食べて便所サンダルで大阪まで帰ってきました。終わり。

・ドコモはシキ割付近の小山以外は全面NG
・坂田峠もドコモNG
・坂田峠の50m下辺りまで車は入れます。

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5/5 05:25 下駒ケ岳を出発 小雨

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5/5 07:17 白鳥小屋 ドコモNG

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5/5 10:44 坂田峠で敗退 ドコモNG

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泊の街でお刺身とタラ汁。うまい!
posted by 山岳同人コリンズ at 11:34| Comment(1) | TrackBack(0) | 縦走・ピークハント